ugo Tech Blog

ugoの日々の開発・生産について

ugoの考えるDXについて

こんにちは、出口です。

今回はわたしたちの考えるDXについてご説明いたします。

ugoは「業務DXロボット」と紹介しています。
まず、「DX」とはなんでしょう?

経済産業省が、2018年、DX推進ガイドラインにて定義した内容は、以下のようになっています。

DXの定義

企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、 顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、 業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。

経済産業省 DX推進ガイドラインより *1

この定義によると、今まで紙を使用していたものを電子化することはDXの一つの手段であり、これらデジタル技術を用いて業務を変革していくことをゴールにする必要があることがわかります。

なお、経済産業省は2019年にDX推進を定量的に測るため、6段階の指標を定義しています。*2

とは言え、何から手をつけていいのかまだわからない・・・という方が多いのではないでしょうか?

DXの現状

実際、2021年のIPAによる調査では、平均的にはまだまだレベル2相当のようです。*3

手探りで試行錯誤を繰り返している。このように「これをやればうまくいく!」という定型がない中では、まずは手をつけてみてそこから改善していくアジャイル的アプローチが必要となって来るのではないでしょうか。

このような状況こそ、ugoが活躍できるのではないかと考えています。

ugoを活用した業務DXのアプローチ

ugoは、ロボ+Platformを提供することにより、現場使用(オペレーション)から、本質的な課題・問題点への気付き(インサイト)を得て改善し、最善の方法(ベストプラクティス)を蓄積することが容易に可能です。

  1. 人の業務のロボット化
  2. 人とロボットの融合で業務を仕組み化
  3. ベストプラクティスで価値強化

具体的な例として、ugoが警備分野で導入された際に実施したことを紹介します。
これはロボットがDXとして活躍する雛形になり得ると考えています。

  1. 人の作業の定型化
  2. 人がすること、ロボットがすることを切り分け
    ロボットでの実施事項は定型化した作業とする。
  3. 定型化した作業をロボットを使用して遠隔操作もしくは自動化
  4. (将来的には)現場のベストプラクティスを学習し、自動化率を高める
    どのように実施するかは後日techblogにて紹介予定です!

人が何気なく実施している業務も定型化することがDXの第一歩だと考えます。ugoはそこから業務を作り上げることが簡単にできます。

究極的には見える化された数値からKPIにつながる関係を見出すことがDXを深化させるための必須要因となるのでは無いでしょうか。 今まで感覚的に判断してきたこと、あるいは関連が無いと思われていた点と点が線結び、より効果的な現場の在り方を再定義することが、継続的にDXを実施する(推進指標レベル4、レベル5)の世界では必要だと考えます。

例えば、人の疲れ方(呼吸、心拍、目の動き)と生産性は、今まで人が感覚的に感じていたことでしたが、疲労度合を定量化することにより、その相関がはっきりとわかるようになってきています。*4

ugoを社会実装し、ugoでベストプラクティスを積み上げることにより「人手不足解消」だけではなく、より良い社会作りに貢献できればと考えています。

おわりに

今回は、ugoが考えるDX(デジタル・トランスフォーメーション)についてご紹介しました。

ugoでは、一緒にロボットを社会実装していく仲間を絶賛募集中です。

詳しくはこちら👇まで。

herp.careers